NPO法人 わづか有機栽培茶業研究会 


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有機茶研とは>組織・沿革

≪組織≫ 

■理事長 中井章洋 NAKAI Akihiro
■副理事長 西山喜章 NISHIYAMA Yoshiaki
■副理事長 上嶋伯協 UEJIMA Noriyasu
■理事 杉本長成 SUGIMOTO Michinari
■理事 杉本和利 SUGIMOTO Kazutoshi
■理事 大西 巧 OHNISHI Takumi
■理事 籠嶋 渉 KAGOSHIMA Wataru
■監事 渡辺俊明 WATANABE Toshiaki
■監事 西山勝行 NISHIYAMA Masayuki
■理事 喜多章浩 KITA Akihiro
北 友晴 KITA Tomoharu
堀  朗 HORI Akira
濟藤正広 SAITOH Masahiro
中井敏太 NAKAI Toshitaka
吉田 豊 YOSHIDA Yutaka
畑 広大 HATA Kohdai
久保見和弘 KUBOMI Kazuhiro
林 嘉人 HAYASHI Yoshito
■商工会 竹谷保広 YAKETANI Yasuhiro
■和束町 馬場正実 BABA Masami
 

 

≪沿革≫

平成10年3月 和束町内の8名の生産者により「わづか有機栽培茶業研究会」設立
平成13年 国際ワークキャンプ(NICE共催)受け入れ開始
平成15年 特定非営利活動法人(NPO)に認定 
平成16年 京都府の茶生産者として初めての「エコファーマー」認定を受ける(8名)
平成22年 国際ワークキャンプ共催10周年を迎える

 

  

わづか有機栽培茶業研究会設立趣意書

 

このたび、和束町にて茶の有機栽培に携わっている生産者、あるいは茶の有機栽培を目指す生産者、それらの協力者によって
「わづか有機栽培茶業研究会」を設立いたしました。設立に当たって、私たちの会の理念と方針をまとめましたので、ご高覧いただければ幸いに思います。

 

地域環境の保全・育成

 会員のうち、最も早く茶の有機栽培に取り組んだ者は、今から8年前にその先鞭をつけました。その動機の一つは、茶畑の土の荒廃でした。
茶の栽培にとって欠かすことのできない土壌環境は、戦後の農薬と化学肥料の普及によって大きく変わりました。
 農薬の普及によって、防除・除草などの労働は軽減しましたが、一方で落ち葉などの有機物を分解するミミズや土壌微生物、
害虫を食べるクモなどの益虫をも減少させてしまいしました。
 それは、茶の栽培環境を脆弱にするだけでなく、畑を取り巻くすべての生物の生息環境に影響し、河川・地下水の汚染といった水環境を悪化させ、
農薬によるホルモンの攪乱といった人間を含むあらゆる生物の生存をまで危うくしています。この現状を省み、茶の栽培環境としての土壌を保全・育成するとともに、
水環境への汚染を止め、またすべての生物への化学物質汚染を止めたいと思います。
 私たちは茶の有機栽培を通じて和束町の地域環境の保全・育成に貢献したいと思います。

世界に誇れる和束の茶づくり

 茶は生産者だけのものではなく、流通を担うもの、愛用するもの全てが連なって、ひとつの産業、ひとつの文化を構成しています。
私たちは、茶の生産地の一角を担う和束町の住人として、世界に誇れる茶づくりをしたいと思います。
和束町の生産者が茶づくりへの誇りを共有すれば、その誇りは和束ブランドとして流通し愛用されるようになるでしょう。
  私たちは、茶の有機栽培を通じて、和束ブランドを世界に発信し、和束町の産業づくり、文化の創造に貢献したいと思います。

和束町のあらゆる人とのパートナーシップづくり

茶の栽培は、家族の協力、地域の共同作業など地域の生活と密接に関わっています。
  品質や栽培技術を相互に高めあうとともに、自分一人が伸びるのではなく、地域全体で活路を見いだし、みなが幸せになれることを私たちは願っています。
  私たちは、茶の有機栽培を通じて、和束町のあらゆる人とのパートナーシップづくりを行い、和束町全体の発展に貢献したいと思います。

平成10年3月19日

わづか有機栽培茶業研究会 会員一同

 


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